タイガース-2007年3月10日 阪神対巨人 阪神甲子園球場

今日は生中継を見られなかったので遅くなったしまいました。
今日からはベストメンバー
金本らが戻ってきました！
先発は下柳とジャンチェンミン。
下柳は2イニングだけの登板でしたが
完璧と言っていい内容でした。
手術をした肘の状態が気になっていましたが
問題なしといったところ。
今年も打たせてとるピッチングは健在です。
一方の巨人先発ジャンチェンミン
この選手は去年の中盤から出てきて
個人的にかなり手強い相手だと思っているのですが
今年もどうやらそんな感じです。
まず軸となるストレートにキレがある上に
七色の変化球を持っている。
去年阪神が少し苦手にしていたピッチャーだけに
今日打てなかったのが少し不安が残ります、


三回から登板したのは久保田、と同時にキャッチャーも矢野から清水へ
いきなりホリンズ阿部に連打を浴び
脇谷のセカンドゴロの間に一点先制されてしまいました。
久保田はこの後四回も投げたのですが
谷にヒットを打たれるものの、小笠原をゲッツーで切り抜け
2イニングを1失点という内容でしたが
ちょっと不安が残るピッチングでしたね。
何球かいいボールがあったのですが
いいときの久保田ならそのいいボールが来る確率がもっと高い
去年も、いいボールがあるんだけどその率が低い
だから、ヒットは打たれるけど何とか抑えるってことがあったり
もう全く抑えられないのどっちかという状態だったように思います。
悪いなりに抑えられるという投球術はまだ身についてないだけに
やはり久保田にはいいボールを投げて抑えるということが要求されるでしょう。
開幕までにどこまで調子があがってくるか
それが抑えをするのか中継ぎなのかの判断基準でしょう。
開幕一軍はほぼ間違いないと思います。


久保田のあとを継いだ吉野相木。
どちらにも共通していえることは
吉野は右打者、相木は左打者
利き手とは逆の打者を抑えるという点でしょう。
逆に言えば利き腕の打者ならば、見てて安心なんですが・・・・・
今後は（というか今後もか？）
その点が一軍にいられるかいられないかのボーダーになってくるでしょう


さて打線の方はというと
七回、巨人のピッチャーはルーキー金刃
金本三振の後、今岡がいい当たりのセンター前へのヒット
今岡はバッティングに関しては心配いりませんね。
あくまでバッティングに関してはですけど（笑）
つづく六番は絶好調男鳥谷。
いや絶好調というよりこれが本来の鳥谷の実力といった方がいいのか？
外角の球をさかわらずに左中間に。
これで記録上はスチールのセカンドにいた赤松は悠々ホームイン
バッターランナー鳥谷も
左中間の一番深いところまで打球がいったと見るや
果敢に三塁を陥れてタイムリースリーベース。
ナイス走塁でした。今年はこういう場面が多く見られるのでは？
こういう姿を多く見せられれば、鳥谷一番もより現実味を帯びてくるでしょう。


八回九回は、筒井と橋本
筒井に関しては・・・・・・・
二軍で調整し直してこい・・・・・
と厳しいことを言わざるおえません。
筒井を見ていて改めて実感したことは
ぬくボールを持っていない選手は活躍できないということ
これはこの前もいった中村泰にも共通することですね。
オープン戦や紅白で結果を残してる選手には
小嶋ならスローカーブやチェンジアップ
橋本にはとくいのチェンジアップ
というふうに必ず何かしら持っています。
もちろんジェフや球児のように
超一流のストレートや変化球を持っていれば
それだけで抑えられますが
中村泰にしても筒井にしても
いっても一軍級の球
でもされど一軍級の球なんです。
一軍で活躍できるぐらいの球だけど
それだけでは活躍できない。
1．5軍といわれる選手はだいたいこれですよね。
筒井には今年期待していただけに残念でなりません。
それと、筒井に関してもう一つ
セットポジションのときにモーションが大きすぎる。
あたまが真っ白になってランナーがあたまに
入ってなかったっとこともあるかもしれませんが
ちょっと大きすぎますよね。
あれだけ大きいと走られてしまいます。
現にダブルスチールを決められていますし
まぁこれは清水とのかねあいもありますけど・・・・・・・
もっとサイドでの実戦経験が必要なのではないかと思います、
橋本の方はいい感じできていますね。
今年は橋健チェンジ復活の年となりそうです。


甲子園開幕そして伝統の一戦の開幕となったわけですが
結果は１−５
これで阪神は単独最下位にになってしまいました。
でも金本はもうすでにフルスイングできる様態で
体の調子が良さそうですし
不調だった関本も今日は猛打賞と調子があがってきているみたいですし
悪いことばかりではありません。
でもファンとしては勝って欲しいですけど・・・・・・
これからはもう開幕への調整の段階。
若手の起用も少なくなるでしょう。
そのなかで誰が開幕一軍の切符を手にするのか？
楽しみでもあり、不安でもあります・


今日の注目で関心でリマーカブル！！！！！
鳥谷のスリーベース、シモのパーフェクトピッチング！