タイガース-2007年3月11日 阪神対巨人 阪神甲子園球場

今日の先発は太陽とパウエル
ここまでの実戦で結果を残してきた太陽でしたが
今日は、五回を三失点と結果を残せませんでした。
その要因は、解説の水野さんや川藤さんがしきりに言ったように
球が高かったこと。
もう誰が見ても球が高いのが明らかでしたし
キャッチャー清水の構えているところに
ぴしゃりといく確率も低く逆球も目立っていました。
そして低めに低めにと意識するあまり
変化球が手前で落ちてしまったり、バウンドしてしまったりと
悪い循環に陥ってしまいました。
四回はいいコースに球が行っているように思いましたが
全体としてはよくなかったと思います。
今日のピッチングで今までの評価がなくなるわけではないのですが
今日だけを見ると、コントロールを重視しすぎて
球に球威がなくなっているように思います。
去年までの太陽は、コントロールはないに等しかったですが
球の球威は他の一軍選手とひけを取らないほど
球威を感じさせるピッチャーですが、今年はそれを感じられない。
今年の太陽はコントロールとキレで勝負する投手に代わったようにおもいます。
そのピッチャーがコントロールもキレもなければ
今日のような結果になってしまうのは当然といえば当然かもしれません。
今日が単に調子が悪かっただけなのかはわかりませんが
次の登板のときに真価が問われると思います


次に登板したのは藤川球児。
それと当時にキャッチャーも浅井へ
昨日のブログで浅井が二軍落ちしたと書いたんですけどいましたね。
新聞記事にそう書いてあったんですけど・・・・・・・
遠征には連れて行かないということなのかな？
まぁそれは置いておいて球児です。
まだ全然本気では投げていませんでしたね。
ストレートを結構捉えられていましたし
でも、なんも心配ないと思います。
この選手は開幕からフル稼働になるわけですから
開幕まではゆっくり焦らず調整すればいいと思います。


球児のあとを継いだのがダーウィン桟原。
ダーウィンの方は以前もいったように
一軍で投げれば去年と同じぐらいの活躍はできます。
後は他の外国人ピッチャーとのかねあいになるのでは？
桟原の方はフォームが固まらず苦しんでいましたが
結局は去年と同じフォームに戻したようです、
前もいったように桟原にはこのフォームが一番いいと思います
やはりサイドから150を超える速球は魅力ですからね。
今日の登板を見ると
やっと桟原が戻ってきたという印象です。


ここまでピッチャーについて語ってきましたが
打者についてはあまりいうことがないですね
悪い意味で。
最終回に2点は取りましたが・・・・・・・
濱中が戻ってきたのはうれしいことですが。
やっぱり打ってくれないと
また今年もピッチャーだよりの年なのかと思ってしまいます、
さすがにこれだけ負け続けると
少しいらいらしてきてしまいます・・・・・・


今日の注目で関心でリマーカブル！！！！
金本オープン戦初ヒット！！！！＆桟原の復活！

タイガース-二番手キャッチャー

今年の二番手キャッチャー、矢野の後継者は誰になるのか？
キャンプ前からファンも気になるところでした。
ほとんどの人が
キャンプ前半は真っ先に浅井の名を上げていました。
オレも矢野の次は浅井だと確信していました。
しかし、今もう一度名を上げてくれといわれたとき
浅井といえるか・・・・・・
答えはNOです。
浅井には他のキャッチャー（矢野以外の）にまけない打力がある
送球が悪いのは半ばあきらめても
この打力は充分矢野の後継者といわれるだけの物はありました。
しかし、その浅井に対する見方ががらりと変わることがありました。
オープン戦で能見とバッテリーを組んだときの
浅井の能見に対する返球です。
見た人は分かるとおもいますが
ホントにこれがプロなのかと疑いたくなるくらい
あっち行ったりこっち行ったり・・・・・・
能見が取りづらそうにしていたのがかわいそうになるくらいでした。
そのシーンを見てからというもの
浅井に対するキャッチャーとしての評価はないに等しいぐらいになりました。
やる気があるのか？本当に競争している気があるのか？と・・・・・
そこに来て急に株を上げてきたのは
ご存じ清水。このブログでも結構話題に上げていますが
久しぶりのバッティングよりも守備から入れるキャッチャーのような気がします。
最近では浅井や狩野よりもマスクをかぶる機会が多く
一試合丸ごと任されたり、今日も矢野の後をずっと任されたりと
首脳陣の期待の高さが伺われます。
これは今知ったんですが
浅井は二軍落ちしていたそうですね。
狩野も二軍行きが濃厚だそうですし・・・・・・
今日の巨人戦の解説のかたによると
岡田監督は二番手キャッチャーはこの清水になりつつある
という感じの発言をしたそうです。
これにはオレもちょっと驚きました。
結局は矢野、浅井になると勝手に思いこんでただけに・・・・
でもここ最近の清水の使われかたをみれば
あながちないわけでもないかなとも思います。
本気で一軍レベルのキャッチャーを育てるには
1年目からベンチに座らせて試合を見させ
大量点差とかのときにマスクをかぶらせるってことが必要なのかもしれませんね
今はまだ、ピッチャーとサインが合わなかったりというシーンが目立ちますが
このオープン戦でいろんなピッチャーの球を受けて
勉強して欲しいです。
開幕一軍は分からないにしても
今年中の一軍出場はほぼ間違いないと言っていいでしょう
小嶋-清水のルーキーコンビなんていうのも見れるかもしれません

タイガース-2007年3月10日 阪神対巨人 阪神甲子園球場

今日は生中継を見られなかったので遅くなったしまいました。
今日からはベストメンバー
金本らが戻ってきました！
先発は下柳とジャンチェンミン。
下柳は2イニングだけの登板でしたが
完璧と言っていい内容でした。
手術をした肘の状態が気になっていましたが
問題なしといったところ。
今年も打たせてとるピッチングは健在です。
一方の巨人先発ジャンチェンミン
この選手は去年の中盤から出てきて
個人的にかなり手強い相手だと思っているのですが
今年もどうやらそんな感じです。
まず軸となるストレートにキレがある上に
七色の変化球を持っている。
去年阪神が少し苦手にしていたピッチャーだけに
今日打てなかったのが少し不安が残ります、


三回から登板したのは久保田、と同時にキャッチャーも矢野から清水へ
いきなりホリンズ阿部に連打を浴び
脇谷のセカンドゴロの間に一点先制されてしまいました。
久保田はこの後四回も投げたのですが
谷にヒットを打たれるものの、小笠原をゲッツーで切り抜け
2イニングを1失点という内容でしたが
ちょっと不安が残るピッチングでしたね。
何球かいいボールがあったのですが
いいときの久保田ならそのいいボールが来る確率がもっと高い
去年も、いいボールがあるんだけどその率が低い
だから、ヒットは打たれるけど何とか抑えるってことがあったり
もう全く抑えられないのどっちかという状態だったように思います。
悪いなりに抑えられるという投球術はまだ身についてないだけに
やはり久保田にはいいボールを投げて抑えるということが要求されるでしょう。
開幕までにどこまで調子があがってくるか
それが抑えをするのか中継ぎなのかの判断基準でしょう。
開幕一軍はほぼ間違いないと思います。


久保田のあとを継いだ吉野相木。
どちらにも共通していえることは
吉野は右打者、相木は左打者
利き手とは逆の打者を抑えるという点でしょう。
逆に言えば利き腕の打者ならば、見てて安心なんですが・・・・・
今後は（というか今後もか？）
その点が一軍にいられるかいられないかのボーダーになってくるでしょう


さて打線の方はというと
七回、巨人のピッチャーはルーキー金刃
金本三振の後、今岡がいい当たりのセンター前へのヒット
今岡はバッティングに関しては心配いりませんね。
あくまでバッティングに関してはですけど（笑）
つづく六番は絶好調男鳥谷。
いや絶好調というよりこれが本来の鳥谷の実力といった方がいいのか？
外角の球をさかわらずに左中間に。
これで記録上はスチールのセカンドにいた赤松は悠々ホームイン
バッターランナー鳥谷も
左中間の一番深いところまで打球がいったと見るや
果敢に三塁を陥れてタイムリースリーベース。
ナイス走塁でした。今年はこういう場面が多く見られるのでは？
こういう姿を多く見せられれば、鳥谷一番もより現実味を帯びてくるでしょう。


八回九回は、筒井と橋本
筒井に関しては・・・・・・・
二軍で調整し直してこい・・・・・
と厳しいことを言わざるおえません。
筒井を見ていて改めて実感したことは
ぬくボールを持っていない選手は活躍できないということ
これはこの前もいった中村泰にも共通することですね。
オープン戦や紅白で結果を残してる選手には
小嶋ならスローカーブやチェンジアップ
橋本にはとくいのチェンジアップ
というふうに必ず何かしら持っています。
もちろんジェフや球児のように
超一流のストレートや変化球を持っていれば
それだけで抑えられますが
中村泰にしても筒井にしても
いっても一軍級の球
でもされど一軍級の球なんです。
一軍で活躍できるぐらいの球だけど
それだけでは活躍できない。
1．5軍といわれる選手はだいたいこれですよね。
筒井には今年期待していただけに残念でなりません。
それと、筒井に関してもう一つ
セットポジションのときにモーションが大きすぎる。
あたまが真っ白になってランナーがあたまに
入ってなかったっとこともあるかもしれませんが
ちょっと大きすぎますよね。
あれだけ大きいと走られてしまいます。
現にダブルスチールを決められていますし
まぁこれは清水とのかねあいもありますけど・・・・・・・
もっとサイドでの実戦経験が必要なのではないかと思います、
橋本の方はいい感じできていますね。
今年は橋健チェンジ復活の年となりそうです。


甲子園開幕そして伝統の一戦の開幕となったわけですが
結果は１−５
これで阪神は単独最下位にになってしまいました。
でも金本はもうすでにフルスイングできる様態で
体の調子が良さそうですし
不調だった関本も今日は猛打賞と調子があがってきているみたいですし
悪いことばかりではありません。
でもファンとしては勝って欲しいですけど・・・・・・
これからはもう開幕への調整の段階。
若手の起用も少なくなるでしょう。
そのなかで誰が開幕一軍の切符を手にするのか？
楽しみでもあり、不安でもあります・


今日の注目で関心でリマーカブル！！！！！
鳥谷のスリーベース、シモのパーフェクトピッチング！

他球団-またも球界の裏マネー？？？

プロ野球の西武は9日、過去にアマチュア有力2選手に対し、「栄養費」を渡す不適切なスカウト活動があったことを明らかにした。太田秀和球団社長はコミッショナー事務局、パ・リーグに報告した。プロ野球では、選手獲得に際し、一切の利益供与が禁じられている。
　不適切なスカウト活動は2004、5年に行われ、1人の選手には1025万円、もう1人には270万円を支払ったという。西武は2選手ともに獲得していない。選手の氏名や所属は明らかにされなかった。太田社長は会見で、「処分はコミッショナーの判断に従います」と話した。　

どういうことなんだろ。
詳しいこと書いてないからよく分からないけど、
過去に・・・・ってことが気になるなぁ。
いつの過去のことをいってるか分からないけど
なぜこの時期に自ら？ってのも疑問。
この過去ってのが一場問題の後ってことにでもなれば
結局なんにも改善されてなかったことになるしなぁ・・・・・
しかも裏金使いながら獲得していない・・・・
ますます疑問だ
今後色々明らかになることを期待しよう。

タイガース-2007年3月9日 阪神対日ハム スカイマークスタジアム

今日の先発はジャンとスウィーニー
日ハムの先発のスウィーニーは初めて見るピッチャーだということで
どんな球を投げるのかと思ってみていたが
まぁなんというか特徴のない選手。
なのに何となく抑えられたという感じです。
それだけ阪神の打線が低調というのもあるのですが・・・・・
その中でも昨日から一番に入っている鳥谷は
昨日に続いて絶好調！！！
以前から、他の打者が打ってないときに打って
打ってるときに打てない、とな感じの不思議な打者でしたが
今日もまさに一人だけ絶好調という感じでした。
その鳥谷が六回、ノーアウトで赤松を一塁においたシーンで
早稲田大学の後輩宮本から
アウトコースのストレート系の球を
逆らわずにレフト方向へ！！
レフトフライかと一瞬思ったのですが、やはり鳥谷のこちら側の打球は伸びる！
レフトフェンス直撃弾！！
俊足赤松は余裕を持ってホームに生還。鳥谷も二塁へ
つづく赤星はセカンドゴロでランナーを三塁まで進め
狩野が倒れたあと、林に代打高橋光信。
シーズン中もサウススポーへの代打起用がメインになると思われるので
この場面は絶好のチャンス。
しかし、さすがというバッティングでしたね。
インコースに食い込んでくるスライダー系の球を
三塁手の頭上を越えていく二塁打。
同じく右の代打候補の桜井が今の状態だけに
ほぼ高橋の開幕一軍は間違いないでしょう。


一方ピッチャーの方は、今日は外国人リレーデー
ジャン、ウィリアムス、ボーグルソン、ダーウィンと
間違いなくこのうちの誰かは二軍スタートなだけに
お互いの意識も高いのでは？（ウィリアムスは別格ですが・・・・）
まずはジャン。
150キロを超えるような剛速球というわけではないですが
やはりあれだけの高さがあるだけにかなり威圧感を受けますね
低めに球を集め
三振を取るというより打たせてとることを心がけてるようです。
この前の登板では日本のストライクゾーンに戸惑っている印象を受けましたが
今日は、それに対応してきたような印象を受けます。
コントロールが乱れないので日本向きなピッチャーかもしれませんね。
ただ、変化球がまだあと一歩という印象を受けます。
しかし、オープン戦初戦としてはまずまずのピッチングでした。
安定したピッチングを期待できます。

つづいて投げたウィリアムス。
まず問題ないでしょう。この時期に152キロ出てれば
だいたい左のサイドで152?はスピード違反です（笑）

Jのあとを継いだのがボーグルソンとダーウィン
ボーグルソンは五回
フォアボールもからみ森本に2点タイムリーを許してしまいました。
こちらはジャンとは対照的に日本のストライクゾーンにまだ戸惑っていう気がします
球の威力はジャン以上という
キャンプを見た解説の人の評価でしたが
今日見た限りでは？？？でした。
おそらく、変化球でかわしながら・・・・というピッチングではないようなので
生命線のストレートが来ないと・・・・・という感じです
しかし六回、七回はぴしゃりとしめたので
今後要チェックといったところですね
（前回も同じ事かいたような・・・・・・）
ダーウィンは・・・・・・・・・
いつも通りって感じです（笑）
ヒットやフォアボールは出すけどそれなりに抑えるといった感じの、
おそらく去年と同じぐらいの成績は残せると思います。
ただ一軍に入れるかは入れないかでしょうね。
おそらくはボーグルソンとの戦いになるんじゃないでしょうか？
どちらがオープン戦でアピールできるか？
外国人同士の戦いも熾烈です！


今日の注目で感心でリマーカブル！！！！！
高橋光信の三塁手の頭上を越えるタイムリーツーベース！！！